大人になると「やりたいこと」と思ってもすぐに行動ができないようになったなと思う。
すぐにできないのは、やりたいことよりも「やらなきゃいけないこと」が多いからなのか、そのせいで時間やお金が作れないからなのか。
やりたいかも?みたいな何かが出てきたとき、それを始めるのに結構勇気が必要だったりする。
変化を恐れる気持ちもきっとある。
やるか、やらないかを悩んだときに
やるメリットや、デメリットを考えたり
やることへの必要性や合理性を考えてから
よしこれならやってもいいな!と
やりたいことをやってもいい理由をしっかりと作ってからではないとやる!と決めれなくなってきた。
子どものころは、「なんか面白そう」とか「可愛いからこれやりたい」とか
そんな些細なきっかけでいろいろなことに挑戦できてたのになあ。
そんな時に私は心の中で唱える言葉があって
何かを始めるために「揺るぎない意志」とか「崇高な動機」なんて無くていい。成り行きで始めたものが少しずつ大事なものになっていたったりする。スタートに必要なのはちょこっとの好奇心くらいだよ。
これは、私が大好きなバレーボールの漫画「ハイキュー」で出てくるバレー部のマネージャーである清水潔子の名言。
何かを始めるときには、揺るぎない動機とか、理由を考える必要なんてなくて、面白そうとか楽しそうとか、やってみたい、これできたらカッコよくない?とか
そのくらいの好奇心さえあればいい。
やりたい気持ちに明確な理由なんて必要ない。
長く続くか、始める意味はあるのか、始めた先に何かメリットはあるのか、そんなことは考えなくてもいい。
そもそも、そんな理由を誰に説明する必要があるのか。
始めていくうちに面白くなったり、大切になったりしていくものだから、難しく考えずに自分の気持ちに正直になればいい。
大人になってこの言葉がずしんと胸に響いた瞬間。
大人になって毎日の忙しさや時間やお金に余裕がなくなると心にたくさんのブレーキをかけてしまうけど
本当の自分の気持ちや好奇心を大切に生きていけたら素敵だなと思います。