〜ゆるらいふ〜いつも通りを発揮する

こんにちは。

今日も大好きなハイキュー!!から学んでいこうと思います。


実は私が1番推しているのがこちら。

稲荷崎高校3年 北信介。

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北さんは強豪校である稲荷崎高校のキャプテンなのですが、選手としてはいたって平凡。

身体的・技術的に特筆するほどの能力はなく、初めて試合に出たのも高校3年になってからです。中学3年間はスタメンどころかユニフォームを貰ったこともないそう。


なのに、3年になってキャプテン・背番号1をもらうんです。なにそれ、すご。そんなことある!?笑

 

でも、そんな設定すらもまあ分かる・・・となってしまうほどの勤勉さと精神力、人間性が北さんの最大の魅力ではないでしょうか。

 

北さんの幼少期の回想シーンが出てくるのですが北さんのおばあちゃんがいつも「誰かが見とるよ。神様はそこらじゅうにおるからね」と言っていて、体調管理、掃除、片付け、挨拶、バレーボール「ちゃんとやんねん。」をモットーに真面目に生活するのが北さんなんです。

 

だけど北さんは成長するにつれ神様が見てても見てなくてもどっちでもいい。だって神様のためにやっているわけじゃない。反復・継続・丁寧は心地がいいからやっているのだと思うようになる。ここから勤勉さが伝わりますよね。

 

まあ、北さんは神様が見てても、見てなくても別にいいって思っていたんでしょうけど、ちゃんとやっていたからこそ、そんな北さんを監督が見ていて、1番の背番号を彼に預けたのでしょうね。

 

そして稲荷崎高校と烏野高校の試合・第二セット終盤にしてエースに代わりにやっと北さんが出てきます!

 

が・・・なんと北さん急に出てきて、いきなり活躍しまくる。みんながびっくりするようなスーパープレイではないけど、今までなら点を取られていたであろう場面の攻撃でちゃんとボールを繋いでいくんです。

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そして北さんが言うんですよ。


喝采はいらん。ちゃんとやんねん」と。

 

これは、北さんが普段から手を抜かずにちゃんとバレーボールを練習しているからで、練習でできていることは本番でもちゃんとできる。ということ。


すごいことはしていない。いつもしていることを本番でもやっているだけだから、喝采はいらないと。

 

かっこよすぎませんか!?

そして、私が唸らされたセリフがこちら。

 

 

 

緊張なんかする意味がわからん。
いつも以上の力を発揮しようとするから緊張するんやろ。

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 「いつも以上の力を発揮しようとするから緊張する」 

 

普通に素通りしてしまいそうなこの言葉。

 

わかる。

偉い人が視察しにくる時とか、テストの時とか、誰かに評価される場面なんかで、私は緊張するけどそれはいつも以上の力を発揮しようとしているからなのだと。


そして、北さんはこうも言います。

 

だって飯食うたり、クソしたり。
毎日の事には緊張なんてせんやんか。
バレーかて同じやろ。
練習でできとる事やったら緊張なんかせんやろ?

 

たしかに。

 

考えてみたらそう。

毎日やっている仕事もそう。

自分は普段の仕事をサボっているのか?

何もやっていないのだろうか?

何もできていないのだろうか?

はたまた、何か変なことをしているのだろうか?

 

いや、普通にちゃんと働いている。


なのに、偉い人がくるといつも以上に成果を出そうとしてしまう。自分を大きくすごいものだと見せようとしてしまう。

いつもと同じようにやればいいのに、いつもと違ことをするから空回って失敗したりもする。

 

いつもの自分に自信を持てばいい。

 

自信を持てないような行動を普段からしない。それが北さんのちゃんとやんねん。なのでしょう。

 

特別にすごいことを毎日やれよと言うわけではないんですよ。

何度も言いますが北さんはいたって平凡な選手です。バレーボールもどちらかといえば、まあ、うまい方。

だけど、北さんは毎日バレーボールの練習をしてる。

ちゃんとしてる。


それだけ。

 

でも、その毎日の練習の継続こそが練習でできることは本番でもできる。他の奴らより強いと言う自信ではなく、俺はしくじらないという自信作っているんです。

 

だから自分も他の人よりもすごいことをしようとか

うまくみせようとか、いい点数を取ろうとかじゃなくていつも通りの自分を発揮しよう。でいい。

 


いつも通りの自分にすでに価値があるんです。